ブーゲンビレア ブラジル原産の熱帯植物で、一般的には温室植物とされ周年開花しますが、5℃くらいの気温まで耐えられることから、無霜地帯など冬暖かい場所では地植えも可能です。温度や環境によって異なりますが、おおむね春と秋に開花します。なお、花弁のように見える部分は苞が発達したもので、赤紫系の品種が多く見られます。枝はつる状で長く伸び、刺状の小枝を絡ませて登攀します。
ブッドレア 小さな筒状の花が、穂状にたくさん集まって花開く姿がフジに似ていることから、フサフジウツギの別名があります。花は香りが高く、花の蜜が多いことから蝶を呼ぶ花木として知られ、英名ではバタフライブッシュと呼ばれて、ガーデニングの材料として親しまれています。欧米で人気があり、古くから品種改良がおこなわれて、花色の変化した多くの品種があり、開花期が長く6月ごろから10月ごろまで長く楽しめます。
ブナ 日本の山地(冷温帯)の落葉樹林に自生する樹木で、ミズナラなどとともに主要な構成種の一つです。秋の紅葉は黄褐色で、華やかさはありませんが落ち着いた色で趣があります。厳しい都市環境での利用は困難で、北海道南部以南や東北での利用に向いています。実は小さく、クリに似た3稜形で、渋みが無いので炒って食べられます。
ブルーベリー かわいい花を咲かせることや美しく紅葉することから庭木としても、家庭向きの小型果樹としても人気があります。野生種は北米からカナダに自生し、黒紫色の甘い果実は生食のほか、ジャムやお菓子などの材料として利用されてきました。