ヒノキ ‘スイリュウヒバ’ ヒノキの枝葉が下垂する園芸品種で、放任しても枝垂性の樹木特有の縦長の独特な樹形が楽しめます。樹形が似ていることからサワラのヒヨクヒバと区別せず『イトヒバ』と呼ぶことがありますが、生長が遅く、生産はほとんどないので、単に『イトヒバ』と呼んだ場合はサワラのヒヨクヒバのことを指すことが多いので、利用する場合は注意が必要です。庭園などの狭い空間で利用します。
スギ 幹がまっすぐに伸び、狭円錐形の樹形となります。一般的には、3本から数本程度の寄せ植えとすることが多く、美しい樹形が楽しめます。枝葉が密生して、萌芽・復元性があるので、刈り込んで生垣や高生垣などでの利用も可能です。表スギや裏スギなど地域特有の系統があるので、植栽地の地域性にあった種類の選定や管理が求められるので、取り扱いに注意します。造園的には裏スギの利用が一般的です。
スダジイ 主に関東以西の臨海部などの常緑広葉樹林の代表的な構成種の一つとして知られています。海岸に生育していることから、厳しい都市環境にも耐え、公共緑化や庭園など広範囲に利用されています。秋に熟すドングリは苦みが無いことから、炒って食べることができます。
スペアミント 爽やかでほのかに甘い香りのミントで、葉脈がへこんだ細長い葉が特徴で、白い花も目立ちます。ソースやビネガー、デザートやお菓子などの香りづけに用いるほか、葉を砂糖漬けに利用します。脳の機能や健康を維持する働きがあり、認知機能の改善や、記憶力・注意力・集中力を高める効果や効能があるといわれています。