サンショウ
Zanthoxylum piperitum
- 別名  ハジカミ
- 分類  落葉低木
- 科名  ミカン
- 属名  サンショウ
- 原産地  日本、朝鮮半島南部
観賞時期など
- 花  4~5月
- 紅葉  11月
- 実  9~10月
- 香り  葉、実
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
粉山椒や木の芽でおなじみ
サンショウの実
解説
実を乾燥させてすりつぶし、ウナギのかば焼きに振りかける粉山椒(コナザンショウ)に利用することで良く知られた落葉の低木です。低山の落葉樹林内や林縁などで良く見られ、若い葉は『木の芽』と呼ばれ、料理の飾りや薬味に、若い実は『実山椒』と呼ばれ、若い葉同様佃煮や粉山椒に、幹は『すりこ木』をつくる材料などに使われ、利用範囲の広い身近な樹木の一つです。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、根が粗いので成木の移植は困難で、コンテナ(鉢)栽培の若木の植栽が望ましく、『朝倉サンショウ』という刺の無い品種が多く生産されています。明るい半日陰で水はけのよい、肥沃なやや湿り気の多い適湿地に植えます。アゲハチョウなどの幼虫がついて葉を食害するので、見つけ次第駆除します。