ハコネウツギ
Weigela coraeensis
- 別名  箱根空木
- 分類  落葉低木
- 科名  スイカズラ
- 属名  タニウツギ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  5~6月
- 紅葉  11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
三つの花色が樹冠を被う
ハコネウツギの花
解説
地際からよく分岐してたくさんの幹枝を叢生し、長く緩やかに垂れたボリュームのある枝枝に、咲き始めは白花で、続いてピンク色となり、最後は赤く変わる三つの色の花が入り混じって樹冠を被う姿が一番の見どころです。生長が早く、萌芽力があり、耐潮性が大きい性質などから、臨海部や荒れ地などの初期緑化や公園・緑地などに利用します。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けます。日当たりや水はけのよい適湿地に植えますが、沿海地に自生していることから、土地を選ばず、厳しい都市環境にも耐えてよく生育します。放任すると伸びすぎて樹形がくずれるので、花つきの悪い旧枝などを枝抜き剪定するか、思い切って全体を短く切り詰めて若返りを図ります。