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サンゴジュ

Viburnum odoratissimum var. awabuki

  • 別名  ー
  • 分類  常緑高木
  • 科名  ガマズミ(スイカズラ)
  • 属名  ガマズミ
  • 原産地  日本(関東南部以西)、朝鮮半島南部、台湾 

観賞時期など

  • 花  6月
  • 紅葉  ー
  • 実  8~10月
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


サンゴのような赤い実が魅力

サンゴジュの実

 解説

夏から秋にかけて真っ赤に実った果実が紅珊瑚を思わせることからこの名前がつきました。一般には生垣用の樹木として広く使われ、単木でも円柱形に仕立てて庭園や建物周りなどに利用しますが、刈り込みむと花や実がつきにくくなります。葉が大きく密生することから、最も耐火性の強い樹種としても知られ、防塵を兼ねて昔から屋敷の周囲に高垣として利用してきました。

手入れ

寒さにやや弱いので、4月~5月中旬や9月ごろに植えます。害虫のサンゴジュハムシは成虫・幼虫共に葉を食害し、大発生すると葉が無くなるほど食害することがあるので、4月上旬ごろに幼虫の発生を確認したら時を置かず薬剤散布を行い、徹底して駆除するとその後は被害を抑えられます。