アキニレ
Ulmus parvifolia
- 別名  イシゲヤキ、カワラゲヤキ
- 分類  落葉高木
- 科名  ニレ
- 属名  ニレ
- 原産地  日本、朝鮮半島、中国、台湾
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  10~11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
端正な樹形が魅力
明るい緑陰をつくる
アキニレの樹形
解説
ケヤキを小さくしたような端正な樹形で、小さいながらも広がりを感じさせる姿が魅力です。葉は小さく、明るい緑陰をつくるので、小公園の広場などでの利用に最適で、秋には黄・紅葉します。材が堅いことでも知られ、車輪や細工物などに利用します。名前は、春に花や実をつけるハルニレ(春楡)に対し、初秋の9月ごろに花をつけ10~11月ごろに実が熟すことから『秋のニレ』の意味です。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けます。日当たりや水はけのよい適湿地からやや湿った場所に植えますが、中部地方以西の荒れ地や河原などに自生していることから、土地を選ばず、厳しい都市環境にも耐えてよく生育します。放任しても端正な樹形にまとまるので、剪定はあまり必要ありません。