ホトトギス
Tricyrtis hirta
- 別名  ユテンソウ(油点草)
- 分類  落葉多年草
- 科名  ユリ
- 属名  ホトトギス
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  8~10月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
風情あふれる花が美しい
ホトトギスの花
解説
北向きの湿った斜面などに多く生え、茎がゆるく下垂し、秋に各葉腋に2~3花をつけた姿に風情があります。日本産の野生ホトトギスとしては比較的丈夫でなので、滝や流れ、池護岸など水辺の岩組、庭園や公園・緑地のグラウンドカバーなどのほか、山野草としても人気があり、よく利用します。花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸にある模様に似ているため、この名前があります。また、若葉に油染みのような斑点があるので、ユテンソウ(油点草)とも呼ばれます。手入れ
春と秋の彼岸ごろが植栽の適期ですが、葉の無い秋から早春までであれば比較的自由に植えられます。夏の直射日光が終日当たる場所や高温乾燥地では生育が衰えるので、涼しく湿り気の多い水はけのよい肥沃で午後から半日陰になるような場所に植えます。4~5年経つと株が込んでくるので適宜株分けします。