ハゼノキ
Toxicodendron succedanea
- 別名  ロウノキ
- 分類  落葉高木
- 科名  ウルシ
- 属名  ツタウルシ
- 原産地  日本(四国以西)、台湾、中国、東南アジア
観賞時期など
- 花  5~6月
- 紅葉  11~12月
- 実  9~11月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

蝋の原料を採取できる。
秋の紅葉も見どころ。

ハゼノキ紅葉
解説
実から和ろうそくの原料となる蝋(ロウ)を採取するために、古くから栽培してきました。九州などでは並木状に植栽され、古木となった趣のある姿を見ることも多くあります。また、秋の紅葉が見事なことでも知られ、カエデ類とは違った紅葉の名所として、美しい姿が親しまれています。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。紅葉が美しいことから、雑木植栽の彩りとして植えることはありますが、ウルシの仲間で人によっては触るとかぶれることがあるので、剪定等管理に注意が必要なこともあって、造園的には植栽されることはあまりありません。