ナツツバキ
Stuartia pseudo-camellia (Stewartia pseudo-camellia)
- 別名  シャラノキ、夏椿
- 分類  落葉高木
- 科名  ツバキ
- 属名  ナツツバキ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  6月
- 紅葉  11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

若葉のなかに咲かせる趣のある白花が美しい

ナツツバキの花
解説
緑一色の初夏のころに、ツバキの花に似たやや大きめの白い花を樹冠一杯につけた姿が一番の魅力で、名前の由来ともなっています。一つ一つの花の寿命は短いですが花つきがよく、次から次へと1か月ほど咲き続けます。やや縦型の端正な樹形は和洋を問わず建物との相性がよく、雑木植栽や公園・緑地などでも広く利用します。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避け、2月下旬~3月下旬、または10月中旬~11月が植えつけの適期です。日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地に植えますが、暖地や乾燥しやすい都市環境では夏の高温乾燥で生育が衰えるので、半日陰程度の場所に植えるとよいでしょう。放任しても端正な樹形にまとまるので、剪定はあまり行わないようにします。テッポウムシなどの害虫の加害があるので、見つけ次第、薬剤で駆除します。