ユキヤナギ
Spiraea thunbergii
- 別名  雪柳、コゴメバナ
- 分類  落葉低木
- 科名  バラ
- 属名  シモツケ
- 原産地  日本、中国
観賞時期など
- 花  3~4月
- 紅葉  11~12月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
細い枝に白い小花をつけ
春の情景を演出します
ユキヤナギの花
解説
細い枝に白い小花がたくさんつき、ゆるく垂れた美しい姿を観賞しますが、コデマリと違って花のボリュームが少ないので、清楚な雰囲気があります。反面、花つきの良さを活かして、大面積の斜面や緩傾斜面に開花期を同じくする早咲きの花木と組み合わせて利用すると、春の情景の演出に効果的です。蕾が赤い‘フジノピンキー’という品種もあります。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい、肥沃で適湿な場所に植えます。狭い空間では花が終わったら、早めに切り戻しを行い姿を整えますが、空間に余裕があれば自由に伸ばして、花いっぱいの姿を楽しむようにします。なお、冬期に花つきの悪くなった古い幹枝は地際から切除し、新しい元気のよい枝が伸びるようにします。