ヒラドツツジ
Rhododendron cvs.
- 別名  平戸躑躅
- 分類  常緑低木
- 科名  ツツジ
- 属名  ツツジ
- 原産地  交雑種
観賞時期など
- 花  4~5月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
古くから親しまれてきた代表的な大形のツツジ
ヒラドツツジの混植
解説
古くから主に長崎県平戸市周辺で栽培されてきたことから名づけられたツツジで、沖縄産のケラマツツジやモチツツジ、キシツツジなどが武家屋敷などの庭園で、自然交雑や実生が繰り返されてできた大型の品種群です。花色や花型の変異が多く、花つきがよく豪華で華やかな花が特徴です。強健で厳しい都市環境にも耐えるので、庭園や公園・緑地、街路樹の植桝などによく使います。手入れ
ツツジ類は根が細かく、樹勢が強いので、植栽は比較的時期は選びませんが、常緑性なので2月下旬から4月、9月から10月が適期で、寒さの厳しい冬期は避けます。日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。酸性土壌を好むので、建物の周辺などアルカリ性に傾きがちの場所では、土壌改良をするとよいでしょう。花後なるべく早く刈り込み、お礼肥えを与えます。ツツジグンバイムシやベニモンアオリンガ、ルリチュウレンジなどの害虫が発生するので、発見しだい薬剤で駆除します。