シャリンバイ
Rhaphiolepis umbellata
- 別名  車輪梅
- 分類  常緑低木
- 科名  バラ
- 属名  シャリンバイ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  5月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
都市環境に適応する常緑低木
シャリンバイの花
解説
暖地の海岸に自生し耐潮性や耐乾性が強く、厳しい都市環境にあっても良好に生育することから、公園・緑地や和風庭園などの刈り込みによく用います。春に白い小花がやや細長い花穂に集まって咲き、芳香があります。花がウメの花に似ていて枝が輪生し、車輪に似ていることから名前がついたといわれています。立性の本種のほか、樹高のあまり高くならない這性のマルバシャリンバイ、ピンク色の花が美しいベニバナシャリンバイ(複数の品種あり)などが知られています。手入れ
地掘り苗での植栽はやや難しく、コンテナ栽培品が多く流通しています。やや寒さに弱いので、暖かくなった4月~5月中旬や9月ごろに植えると安全です。日向から明るい半日陰程度で、水はけのよい場所であれば比較的土地を選ばず、痩せ地や乾燥地にもよく耐えます。生長はやや遅く、枝葉が密生するので、初夏や初秋のころに刈り込んで形を整えます。ごま色斑点病やカイガラムシ、キジラミなどが発生するので、薬剤を散布して駆除します。