アスコットの樹名札

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カナメモチ

Aronia glabra (Photinia glabra)

  • 別名  アカメモチ、ソバノキ
  • 分類  常緑高木
  • 科名  バラ
  • 属名  カナメモチ
  • 原産地  日本(東海道以西)、中国、ビルマ、タイ

観賞時期など

  • 花  5月
  • 紅葉  ー
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


和風、洋風どちらの庭園にも合う

カナメモチの葉

 解説

春の芽出しが赤味を帯び、新葉のころまで目立つことから、『アカメモチ』と呼ばれ、それが転訛して『カナメモチ』となったといわれています。枝葉が密生して、下枝もよく茂るので、古くから生垣用樹として用い、親しまれてきましたが、単木でも円柱形に刈り込んで和風洋風の庭園を問わず、建物周りなどにも利用します。

手入れ

寒さにやや弱いので、3月から4月に植えます。日当たりを好み、日陰や半日陰では生育は衰えます。刈り込みには耐えますが、寒さに向かって(初冬)強く刈り込みすぎると寒さで春まで芽が出ないので、枝が枯れ込んだり、枯れたりして樹形が乱れるので注意が必要です。最近はごま色斑点病の被害が多くみられるので、枯れて落葉した病葉は焼却し、新葉展開後に薬剤散布を行います。