アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

イギリスナラ

ヨーロッパや北アフリカなどに自生する落葉広葉樹でコナラの仲間です。葉はコナラとカシワとの中間的な葉形で、やや小型で細く、縁は波のように切れ込みます。新緑は明るい緑で後に深緑色に変わり、秋には黄褐色に黄葉します。欧米ではよく用いられ、国内でも黄色の葉色が美しい品種や枝が直立する独特な樹形の品種などが生産されており、公園や庭園、ガーデニングなどに利用します。

イタヤカエデ

カエデの仲間では最も背の高くなる種類の一つで、高さ20mにもなります。葉は5~7裂し鋸歯はほとんどありません。秋になると黄色に美しく黄葉します。葉がよく茂り板屋根のように雨が降ってもしずくが垂れてこないことから名づけられたといわれています。木材としても優れ、建築や家具、枕木などに用いられます。樹液からは砂糖も(楓糖)が採れます。

イチイ

寒い地方に適した常緑針葉樹です。葉が密生し、刈り込んで整った姿を保ち、雌雄異株で、雌木は秋に赤い実をつけます。美しい常緑樹として庭木などとして用いられます。イチイは「一位」を意味し、かつて宮廷で高官が使う笏(しゃく)を作ったことにちなむと言われています。古代ギリシャでは死や悲哀の象徴とされ、イギリスの教会や墓地に多く植えられているといわれますが、一方で常緑を不死の象徴としたケースもありました。