「ア」から始まる植物
アラカシ
樹皮は暗緑灰色で枝は黒く、葉には大きな鋸歯が見られます。枝や葉が粗く、硬い(堅い)ことが名の由来。ドングリ(堅果)は1~1.5cmの楕円形で、秋に生長した木に成熟します。生垣や防風林として古くから屋敷周りに使われてきました。株立ち樹形はシンボルツリーとしても利用されます。アルストロメリア類
南アメリカに自生する複数の野生種を基に改良が重ねられて作出された園芸品種です。地中に肉質の塊茎があり、春から初夏と秋に開花します。生花としての利用が多く、人気の切り花です。夏の高温乾燥や冬の凍結では地上部が枯れるなど生育適地が狭いので、一般的には鉢植えで栽培され、庭植えで長く楽しむことは困難です。アレカヤシ
※植栽可能域は沖縄・小笠原です。株立性のヤシで、葉が優美にカーブした美しい姿が魅力です。葉や稈がやや黄色味を帯び、葉の落ちた跡が竹のように見えることから、コガネタケヤシの名前があります。最低気温は10度以上必要なため地植えは沖縄や小笠原に限られ、一般には鉢植えでインドアグリーンとして利用します。