
「」から始まる植物


ラナンキュラス フィカリア
ヨーロッパから西アジア、北アフリカなどに分布する落葉の多年草で、近年、鉢植えやガーデニングなどで庭園に植えられている姿を見かけるようになりました。3~5月ごろに光り輝く黄金色の美しい花を開きます。地中に多くの塊根をつくって群生し、丈夫で手がかかりません。ヒメリュウキンカの名前で知られていますが、科は同じキンポウゲ科ですが、属は異なりリュウキンカはリュウキンカ属です。
ラベンダー(デンタータ)
冬から春にかけて花をつけるラベンダーの一つで、北国向きのイングリッシュラベンダーを栽培できない暖地向きで、寒さに弱い半耐寒性の種類です。花の香りはやや弱いですが、雰囲気は十分楽しめます。一般的には花穂を乾燥させてポプリやサシェなどに加工して香りを楽しむほか、銀白緑色の葉色が周年観賞できるので、ガーデニングなどでの利用も多くなっています。
ランタナ
初夏から晩秋の降霜まで長い開花期が魅力の常緑低木です。花は咲き始めが黄色で、その後橙、赤と変化していくことから七変化の別名があります。ただし、品種改良で黄色や白のままで変化しない品種もあります。無霜地帯などでは冬越しして木本化しますが、寒さに弱く強い霜や凍結すると枯れるので、夏や秋の花壇の花苗として多く用います。
リュウキュウツツジ
江戸時代から知られた常緑性のツツジで、モチツツジとキシツツジの間に生まれた交雑種と考えられています。リュウキュウツツジの名前で流通している品種は、白花の一重の大きな花が特徴でシロリュウキュウとも呼ばれます。江戸時代から伝わる園芸品種もあります。一番の特徴は耐寒性に優れていることで、北海道での利用も可能です。花つきがよく樹冠を被うように咲く姿は清楚な中にも華やかな印象があります。強健で厳しい都市環境にも耐えるので、庭園や公園・緑地、街路樹の植桝など広く使います。
リョウブ
自然風の雑木植栽によく用いられる樹種の一つで、株立ちが人気です。、夏には白い花穂が樹冠を覆い、さわやかな雰囲気を醸し出します。秋は黄色や赤の混じった紅葉が美しく、端正な中にも野性味のある樹形や樹皮の剥がれた跡がまだら模様となった平滑な樹皮など見所の多い樹種です。
リンドウ
秋の山野を彩る宿根草の一つで、青紫色の星形の花に風情があり、山野草として人気ですが、最近は品種改良により花の美しい品種が多く作出され、高級な鉢花としても非常に人気があります。花壇や雑木植栽の下草、庭園や公園・緑地などに秋の彩りを演出する材料として広く利用します。
ルッコラ
葉にゴマに似た香りとピリッとした辛味があることから、日本人の味覚に合ったサラダ用のハーブとして人気があります。また、ビタミンCが多く含まれていることから、肉料理の付け合わせとしてイタリアなどでは日常的に利用しています。根生葉が大根の葉に似ていて、黄色味を帯びた花を咲かせることから、キバナスズシロの名前でも知られています。
ルリマツリ
初夏から晩秋の降霜まで開花期の長さが特徴で、特に花の少ない盛夏に青紫色の爽やかな花が、株を被うように咲き乱れる姿が魅力です。石積や擁壁の上に植えて下垂させたり、フェンス際などに植えて枝を誘引したりすると、美しい姿が楽しめます。花が純白の品種もあるので混植するとより爽やかさが増して楽しめます。