カンヒザクラ 中国や台湾原産の小型のサクラです。サクラの仲間では開花が最も早い種類の一つで、寒中に緋色の花をつけることから名づけられ、沖縄などでは1月半ばにお花見が可能です。花は一重の中輪咲きで、直径2.5cmほどで、濃い紅紫色の筒咲で平開しません。散るときは花弁が1枚1枚散らず、萼筒に花弁と雄しべがついた状態でパラパラと落下する特徴があります。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)