アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

ハナノキ

紅・黄葉が一番の見どころのカエデの仲間にあって、春に開花する花は真っ赤な糸状で、枝先にたくさん吊り下げた姿が特に美しいことから、『花の木』と呼ばれる高木性のカエデです。長野県・岐阜県・愛知県の限られた地域に自生しています。なお、秋に真っ赤に紅葉にする葉も美しく、観賞価値も高いことで知られています。よく似た種類に北米原産のベニカエデ(別名アメリカハナノキ)があり、園芸品種も生産されていて、街路樹や公園・緑地などに利用されています。

ハマボウフウ

日本では各地の海岸に見られ、畑でも栽培される多年草です。高さ10〜30cmほどで、根は太く砂中に伸びます。初夏から白い花を多数つけます。名前の由来は中国の薬用植物「防風」にちなみ、浜に生えることからついたといわれます。やわからかい段階の茎葉は食用になり、セリ科ならではの風味があり、刺し身のツマやさまざまな和食に用いられます。野菜として売られることから「八百屋防風」の別名があります。また、根は漢方薬に用いられ、発熱や鎮痛に効果があるとされます。また、浴湯料にすると疲労回復の効果があるといわれます。