アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「ヒ」から始まる植物

ヒメヒオウギズイセン

初夏から夏にかけて、朱赤色の花を花穂に次から次へとつけて長く楽しめます。明治の中期ごろ渡来し、花壇植物として利用されてきましたが、地下茎を長く伸ばして球根(球茎)をつくり、丈夫でよく増えるので逸出して雑草化することがあります。暖地では常緑ですが、強い降霜では葉が傷み、落葉扱いとなります。モントブレチアの名前でよく知られています。

ヒラドツツジ

古くから主に長崎県平戸市周辺で栽培されてきたことから名づけられたツツジで、沖縄産のケラマツツジやモチツツジ、キシツツジなどが武家屋敷などの庭園で、自然交雑や実生が繰り返されてできた大型の品種群です。花色や花型の変異が多く、花つきがよく豪華で華やかな花が特徴です。強健で厳しい都市環境にも耐えるので、庭園や公園・緑地、街路樹の植桝などによく使います。