アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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「」から始まる植物

カリン

中国原産の落葉高木で、果実の香りがよいことで知られています。果実は秋に黄色に熟しますが酸味が強くかたいので生食には向きませんが薬効があり、のど飴や果実酒などに利用します。また、材は硬く緻密で光沢があり、床柱や家具の材料として利用します。春に咲くかわいい花はピンクで、観賞価値もあり、公園や庭園、薬草園などの季節の彩りとして植えられ人気があります。

カレックス ‘エバリロ’

常緑多年草のオオシマカンスゲの園芸品種です。明るい黄金色の細い葉が四方にゆるく伸び拡がった姿が良く目立ち、周年楽しめることから人気があります。洋風庭園のアクセントや花壇・園路の縁取り、カラーリーフプランツとの組み合わせなど広範な利用が可能です。一株でも、また数株を組み合わせた寄せ植えでの利用も効果的です。管理に比較的手間がかからないので、斜面などの面的な利用などにも向きます。

カレックス‘エベレスト’

常緑多年草のオオシマカンスゲの園芸品種です。濃緑色の細い葉に銀白色の広めの鮮やかな外斑が入り、爽やかでシャープな雰囲気が特徴です。最近はガーデニングの材料として人気があり、洋風庭園のアクセントや花壇・園路の縁取りなどのほか、一株でも、また数株を組み合わせた寄せ植えでの利用も効果的で、斜面などの面的な利用にも向きます。

カワヅザクラ

野生状態で発見された原木が静岡県河津町に移植され、ソメイヨシノなどに比べ早咲きで、花の色が濃く華やかなので人気となり、移植先の河津町の地名を冠して名づけられました。カンヒザクラとオオシマザクラとの間に生まれたものと推定されています。蕾は濃紅紫色ですが開くと淡紅紫色となり、一重の中輪で、直径は3cmくらいです。移植先の河津町では、花が開き始める2月の初めごろから桜まつりが開催され、多くの観光客を集めています。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

カンザクラ

古くから日本各地で栽培されている早咲きのサクラの一つで、カンヒザクラとヤマザクラとの間に生まれた種類と推定されています。寒さの厳しい2月ごろに花開くことから『寒中に咲く桜』という意味で名づけられました。花はピンクの一重咲きで直径2.5cmほどです。片方の親がカンヒザクラなので寒さにやや弱く、東京以南の暖地向きのサクラです。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)

カンヒザクラ

中国や台湾原産の小型のサクラです。サクラの仲間では開花が最も早い種類の一つで、寒中に緋色の花をつけることから名づけられ、沖縄などでは1月半ばにお花見が可能です。花は一重の中輪咲きで、直径2.5cmほどで、濃い紅紫色の筒咲で平開しません。散るときは花弁が1枚1枚散らず、萼筒に花弁と雄しべがついた状態でパラパラと落下する特徴があります。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)