ギンバイカ
Myrtus communis
- 別名  イワイノキ
- 分類  常緑低木
- 科名  フトモモ
- 属名  ギンバイカ
- 原産地  中近東、地中海沿岸
観賞時期など
- 花  6~7月
- 紅葉  ー
- 実  10月
- 香り  花、葉
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
清楚な白花と葉の香りが魅力
ギンバイカの花
解説
6月ごろに長い雄しべが目立つ、繊細で可愛い白い花をたくさん咲かせます。花期は短いですが、純白の小花に覆われた姿は見事です。葉は明るい照葉で香りがあり、ハーブとしても利用されます。ヨーロッパではこの木の花を祝事に飾ります。斑入り種や枝葉の細かい園芸品種などがあり、観賞価値も高いので、個人庭やガーデニングによく使われます。原産地は地中海沿岸です。手入れ
植栽は難しい部類に入るので、コンテナ栽培の若木の植栽が望ましく、成木の移植には注意します。常緑樹で寒さにやや弱いので、冬に乾寒風が当たる場所は避け、日当たりや排水の良い乾燥気味の場所に、梅雨のころに植えるとよいでしょう。剪定は花後直後が適期で、萌芽力が強く剪定に耐えるので刈り込んで仕立てますが、葉が小さめで密生しやすいので、徒長枝や枯れ枝、不要枝などは切除します。生育が悪いようであれば花後に肥料を与えます。