カラタネオガタマ
Michelia figo
- 別名  ー
- 分類  常緑高木
- 科名  モクレン
- 属名  オガタマノキ
- 原産地  中国南部
観賞時期など
- 花  5~6月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
花は香りが高く、
バナナのような芳香がある
カラタネオガタマの花
解説
花の香りが最も素晴らしい樹木の一つとして知られている種類の一つです。江戸末期から明治期に中国から渡来しました。5~6月に明るい淡黄色の小花がたくさんつき、離れた場所でもバナナに似た甘い香りが楽しめることから、公園・緑地のほか、個人庭やガーデニングなどによく使われています。花が紫色を帯びた品種に‘ポートワイン’と呼ばれる品種があり、最近よく使われるようになってきています、唐の国(中国)からきたオガタマに似た木が名の由来です。手入れ
植栽は根が粗いのでコンテナ栽培の若木の利用が望ましく、成木の移植は困難です。常緑樹で寒さにやや弱いので、冬に乾寒風が当たる場所は避け、日向や明るい半日陰などに梅雨のころに植えるとよいでしょう。剪定は花後に行い、樹形を乱す徒長枝や懐枝などを枝抜きして風通しを図ります。株が大きくなりなり過ぎないように芯を止めたり立ち枝などを切除して、こじんまりとした端正な樹形になるように仕立てると、目線の高さで花が楽しめます。生育が悪いようであれば花後に肥料を与えます。