メタセコイア
Metasequoia glyptostroboides
- 別名  アケボノスギ、ヌマスギモドキ
- 分類  落葉高木
- 科名  ヒノキ(スギ)
- 属名  アケボノスギ
- 原産地  中国
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  11~12月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
1943年に発見された「生きた化石」
メタセコイア紅葉
解説
三木茂博士が化石を基に1941年にメタセコイアとして名づけた落葉針葉樹で、それまでは絶滅したものと考えられていましたが、1943年に中国の四川省で、生きている個体が発見されたことから『生きた化石』として知られるようになりました。その後アメリカの調査隊が中国から種子を持ち帰って増やし、1949年に昭和天皇に献上されました。現在日本の各地にみられるメタセコイアの大木は、その個体から増やされたものなどが基になっているといわれています。端正な樹形と針葉樹にあって落葉性という特性から親しまれて、公園・緑地や学校などに植えられています。手入れ
植栽は3~4月ごろ行います。環境適応性は高いですが湿り気を好み、湿地での植栽に向いています。端正な樹形を愛でて広い公園や水辺、街路などに植栽します。手をかけなくても自然に樹形が整うので、管理に手間はかかりませんが、生長が早いので狭い空間での利用には注意が必要です。なお、潮風に弱く、臨海地では幹や枝が枯れ下がって生育が衰え、また、強剪定を行うと樹形が乱れて美しい樹形が楽しめません。