ホオノキ
Magnolia obovata
- 別名  ホガシワ
- 分類  落葉高木
- 科名  モクレン
- 属名  モクレン
- 原産地  日本、南千島
観賞時期など
- 花  5~6月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  花、葉、樹皮
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
日本で最も大きい葉をつける樹木の一つ
ホオノキの花
解説
日本有数の大きな葉、大きな花と甘く強い芳香がほかの樹木では得られない大きな魅力で、公園や緑地の緑陰樹やシンボルツリーなどに利用します。名前は古名の『ホオガシワ』から変化したものといわれ、大きな葉を食物を盛る皿として利用していたことによります。現在でも味噌をのせて焼く『朴葉味噌』が知られています。材は狂いが少なく、版木や細工物、家具などに使います。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、根が粗いのでコンテナ栽培の若木の植栽が望ましく、成木の移植は困難です。日当たりや水はけのよい肥沃な適湿地に植えます。剪定は枝は太く粗いが自然樹形は美しいので、軽い枝抜き程度とし、ぶつ切りなどの強い剪定は控えます。アブラムシが発生することがあるので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。