フイリヤブラン
Liriope platyphylla f. variegata
- 別名  ー
- 分類  常緑多年草
- 科名  キジカクシ(ユリ)
- 属名  ヤブラン
- 原産地  品種
観賞時期など
- 花  8~9月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
庭のワンポイントとして海外でも人気
フイリヤブランの実
解説
黄色の筋状の斑の入った細長い葉を地際から叢生し、地面を密に被い、株が大きくなると多数の花穂を立ち上げるので、観賞価値も高まり、明るい雰囲気を醸成します。和洋を問わず庭園や建物周りなどの狭い空間から、公園・緑地などの大面積まで、日向から半日陰まで広範囲な場面で利用できるグラウンドカバーとして人気があります。ただし、日陰地では斑の鮮やかさが失われるので、日向から明るい半日陰での利用に向いています。手入れ
一般的にはビニールポットで生産されているので植栽時期は問いませんが、盛夏期や厳寒期は避けるようにします。植栽場所としては日向から半日陰の肥沃な適湿地がよく、夏の直射光による高温・乾燥、冬の乾寒風、雨の当たらない軒下などでは生育は衰えるので注意が必要です。なお、春の芽出し前に古い葉をすべて切除することで、葉を美しく保つことができます。なお、ゾウムシの食害を受けると、葉縁がかじられて見苦しい姿になるので、薬剤で駆除します。