アメリカフウ
Liquidambar styraciflua
- 別名  モミジバフウ
- 分類  落葉高木
- 科名  マンサク
- 属名  フウ
- 原産地  北アメリカ中南部~中央アメリカ
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  11月
- 実  10~12月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
都会でも美しく紅葉する
北米原産の落葉高木
アメリカフウ(モミジバフウ)の紅葉
解説
葉が手のひらのように深く切れ込み、カエデの仲間と間違えるほどよく似ている北米原産の落葉高木で、都会でも美しく紅・黄葉します。両者は葉のつき方が異なり、カエデ類は対生ですが、本種は葉が互い違いにつく互生です。幹が通直で、縦長の端正な樹形となるので、街路樹のように列植すると効果的です。公園・緑地や工場など広い敷地での緑化に向いていて、景観樹や緑陰樹、シンボルツリーなどに利用します。なお、枝葉には独特の臭いがあり、動物がこの臭いを嫌って食べないことから、動物園での植栽にも向いています。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、晩秋から厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい肥沃な適湿地が望ましく、乾燥地は避けるようにします。放任しても端正な姿になりますが、生長が速いので茂り過ぎるようであれば、萌芽・復元性があるので、3~4年に1度程度強めに剪定を行い、基本樹形を整えるとよいでしょう。