フウ(タイワンフウ)
Liquidambar formosana
- 別名  ー
- 分類  落葉高木
- 科名  マンサク
- 属名  フウ
- 原産地  中国、台湾
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  11月
- 実  10~12月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
美しい紅葉が魅力
タイワンフウの葉
解説
葉がカエデの仲間と間違えるほどよく似ているモミジバフウは北米原産ですが、本種はタイワンフウとも呼ばれ中国や台湾原産で、葉は3裂です。落葉高木で、都会でも比較的美しく紅・黄葉します。公園・緑地や工場など広い敷地での緑化や、街路樹などに向いていて、景観樹や緑陰樹、シンボルツリーなどに利用します。なお、樹脂を乾燥したものを薬用に用いることが知られていて、中国では漢方薬に用います。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、やや寒さに弱いので晩秋から厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい肥沃な適湿地が望ましく、乾燥地は避けるようにします。放任しても端正な姿になりますが、生長が速いので茂り過ぎるようであれば、萌芽・復元性があるので、3~4年に1度程度強めに剪定を行い、樹形を整えます。