ヤマユリ
Lilium auratum
- 別名  リョウリユリ(料理百合)
- 分類  落葉・球根
- 科名  ユリ
- 属名  ユリ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  7〜8月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
大きな花と強い芳香が魅力
ヤマユリの花
解説
白い大きな花とその花の強烈といってよいほどの強い香りが魅力の大形のユリです。落葉樹林の林縁や草地、土手などに生え、花は夏に咲き、開花した花の重みでゆるく垂れた花姿が見どころです。野生以外に広く栽培されており、古くから球根をゆり根といって、茶わん蒸しやてんぷらなどにして楽しんできました。現在ゆり根は主にコオニユリの球根が利用され、ほとんど北海道で栽培・生産されています。手入れ
春と秋の彼岸ごろが植栽の適期ですが、葉の無い秋から早春までであれば比較的自由に植えられます。涼しく湿り気が多い水はけのよい肥沃で午後から半日陰になるような場所が適地で、夏の直射日光が終日当たるような場所や高温乾燥地では生育が衰えるので、避けるようにします。アブラムシは春から初夏にかけて茎葉が柔らかい時に加害し、バイラス病を媒介するので、芽がでたら浸透移行性の薬剤を株元に撒いて防除します。