トウネズミモチ
Ligustrum lucidum
- 別名  ー
- 分類  常緑高木
- 科名  モクセイ
- 属名  イボタノキ
- 原産地  中国
観賞時期など
- 花  6~7月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
6月頃に小花の集まった花をつけます
トウネズミモチの花
解説
葉はネズミモチより大きく、厚さは薄いですが密につくので濃い樹陰を作ります。名前は唐(中国)ネズミモチの意味で、中国原産の常緑高木です。生長が早く、樹高も高くなり、緑量の確保が容易なことから、これまで公園・緑地などで早期緑化樹としてよく使われてきたことや、種子がたくさんつき、鳥散布により河川敷などいたるところによく生えることなどから、温暖な生育可能地域では強い国内帰化(逸出)が指摘されており、環境省から要注意外来植物に指定されています。手入れ
寒さにやや弱く東北南部以南でよく使われてきました。環境省の要注意外来植物に指定されたことから、生垣など刈り込みによって開花・結実を抑制できる場合などを除き、現状で成木となって開花・結実する株の生育が確認されている場合などは、短・中期計画で伐採等による樹種変更(更新)を図ることが望まれます。