モチノキ
Ilex integra
- 別名  黐の木
- 分類  常緑高木
- 科名  モチノキ
- 属名  モチノキ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  ー
- 実  11~3月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
雌雄異株なので
実を楽しむには雌木を
モチノキの実
解説
厚みのある濃緑色の葉が密につくことから、関東では古くは高生垣として家の周囲を囲むように、また、庭園の主木として玉散らしなどの仕立物に利用してきました。葉と秋に赤く熟す実とのコントラストも見どころですが、雌雄異株なので実を楽しむには雌木を植える必要があります。手入れ
寒さに弱いわけではありませんが、常緑広葉樹なので4月~5月中旬や9月ごろに植えると安全です。日向から日陰まで生育可能で、水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。剪定は6~7月や11月ごろ刈り込むとよく、茂り過ぎるようであれば、数年に1度程度、枝抜きして風通しをよくします。枝が込みあい、風通しが悪いとカイガラムシが発生するので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。