イヌツゲ
Ilex crenata
- 別名 ー
- 分類 常緑低木
- 科名 モチノキ
- 属名 モチノキ
- 原産地 日本
観賞時期など
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

生垣や仕立物に使われ、
秋に熟す実は鳥の餌に

イヌツゲの実
解説
小さい葉が密につき、剪定に耐え萌芽力が強いので、生垣用樹としてよく知られた樹木の一つですが、古くは各種の仕立物としても多く生産されていました。花は淡黄白色で小さく目立ちませんが、雌雄異株で秋に雌木に熟す黒い実は、野鳥の食餌木として知られています。手入れ
植栽適期は3~4月や9~10月ごろですが、酷暑、厳寒期を除けば比較的自由に植えられます。普通、刈り込んで生垣や仕立物に利用します。放任すると茂り過ぎるので、年に1~2回、6月中~7月と10~12月ごろに刈り込みます。テッポウムシやハマキムシ、カイガラムシなどの害虫が発生することがあるので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。