トネリコ
Fraxinus japonica
- 別名  サトトネリコ、タモ、タモノキ
- 分類  落葉高木
- 科名  モクセイ
- 属名  トネリコ
- 原産地  日本(本州中部以北)
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  11~12
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
材は野球のバットに利用されます
トネリコ
解説
野球のバットに利用する樹木として知られる落葉広葉樹です。本州中部以北の山地など冷涼な地域の湿地に生えることから、地下水位の高い公園や緑地に、また、田んぼの畔などに植えて稲を干す稲架木(はさぎ)としてもよく利用し、新潟県などでは秋の風物詩として親しまれています。近年よく利用されるアオダモやマルバアオダモを指して、トネリコと呼ぶことがありますが、属は同じですが種としては異なるので正しい名前で呼ぶことが求められます。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。生長が早く水湿地など植栽条件の厳しい環境に利用しますが、苗の生産は少ないので利用にあたっては注意が必要です。一般的にはポットで仕立てた幼樹を水湿地の緑地回復などに用い、管理は行わず、自由に伸ばして野性味のある姿を活かします。