アオギリ
Firmiana simplex
- 別名  アオノキ
- 分類  落葉高木
- 科名  アオイ
- 属名  アオギリ
- 原産地  日本(伊豆半島以西の海岸など)、台湾、中国
観賞時期など
- 花  5~7月
- 紅葉  11~12月
- 実  8~9月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
秋に舟形の実が熟します
アオギリ
解説
幹が緑色で葉が桐の葉に似ていることから名づけられました。幹がまっすぐ伸び、広円柱形の樹形にまとまることや萌芽・復元性に富み、厳しい都市環境に耐えるなどの特性を備えていることから、かつては街路樹によく利用していました。また、公園や緑地、工場緑化などにも使います。秋に舟形の実が熟すことから、子供たちは小川に流して速さを競い合う舟流しをして遊びます。手入れ
生産が少なくなっているので計画にあたっては注意が必要です。植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。樹勢が強く強健で土地を選びませんが、日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。街路樹として用いる場合は一般的な街路樹の剪定方法に沿って管理します。公園などで管理する場合は、剪定は控えて大きく伸ばし、緑のボリュームを活かした緑陰樹などとして利用すると効果的です。