解説

日陰に強い数少ない樹木の一つです。建物の北側や中庭など日照条件の悪い場所でもよく生育します。一般には、和風建築の前庭や坪庭などに、2m程度の株立ち物がよく利用され人気があります。名前は葉の形を、着ると身を隠すことのできる蓑に例えて名づけられました。

手入れ

日向でも生育しますが寒さにやや弱いので、冬に乾寒風が当たる場所は避け、4月～5月中旬や9月ごろに植えます。日陰地では枝が光を求めて伸びるため、樹形が間延びしやすくなるので、適宜切り戻しを行い樹形を保ちます。放任すると茂り過ぎるので、懐枝などを枝抜きして風通しをよくします。