解説

2月下旬から3月中旬にかけて、葉に先立って明るい黄白色のかわいい花を吊り下げ、早春の庭を彩ります。レンギョウ類に比べて花色が淡く、柔らかな雰囲気が魅力です。古くから庭木や茶花として親しまれてきました。 四国の高知県（土佐）に自生するのでこの名前がつきました。

手入れ

植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。本来は背丈を超えるような大型低木なので安易に刈り込まないようにします。地際から新しい元気のよい枝が伸び出してきたら、生育の衰えた花つきの悪い古枝は花後に元から切り取り、大きく伸ばすようにすると自然な枝ぶりに花がたくさんつき、見事な花姿を楽しめます。