ロウバイ
Chimonanthus praecox
- 別名  カラウメ、蝋梅、臘梅
- 分類  落葉高木
- 科名  ロウバイ
- 属名  ロウバイ
- 原産地  中国
観賞時期など
- 花  1~3月
- 紅葉  11~12月
- 実  ー
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
甘い高貴な香りの花が魅力
ロウバイの花
解説
一番の見どころは年が明けるとほどなくほころびる花の甘く高貴な香りです。花は外側が淡い黄色で内側の花芯が暗紫色で、あまり目立ちませんが、古くから香りを楽しむ庭木として親しまれてきました。花が臘月(旧暦の12月ごろ)の頃に咲くことからの名づけられたともいわれる中国原産の落葉低木で、最近は花芯に濁りの無いソシンロウバイや、花が丸くやや大きく色の濃いマンゲツロウバイなどが人気です。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期を避け、花の終わった2~3月ごろが適期です。日当たりや水はけのよい肥沃な適湿地を選んで植えます。枝ぶりがやや粗いので、花後に徒長枝や懐枝などを抜いて全体の姿を整え、古くなった幹枝は花つきが悪いので元から切り詰めます。病害虫はほとんどなく、管理に手間はかかりません。