エビネ
Calanthe discolor
- 別名  ー
- 分類  常緑多年草
- 科名  ラン
- 属名  エビネ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  4~5月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
春に和の雰囲気を醸し出します
エビネの花
解説
平地から低山帯の樹林下に生える地生ランの一つで、ほかのエビネ類と区別するために地エビネなどと呼ばれることがあります。名前は『海老根』で、葉の生える球茎(偽球茎)の連なった姿を海老に見立てて名づけられました。春に葉と共に短い花茎を伸ばし、10花前後の美しい花をまばらにつけ、和の雰囲気を醸し出すため人気があり、鉢植えや庭植えなどに利用します。野生種は環境省RDBでは準絶滅危惧種に指定されています。手入れ
新芽が伸び出す前の春の彼岸ごろが植栽の適期です。樹林の林床に生育するので、半日陰で水はけのよい肥沃な適湿地を好み、夏の直射日光が終日当たる場所や高温乾燥地、冬の乾寒風の当たる場所などは避けるようにします。4~5年経つと株が込んでくるので、球茎(偽球茎)を3個程度つけて株分けし、植え直します。