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サクラバハンノキ

Alnus trabeculosa

  • 別名  ー
  • 分類  落葉高木
  • 科名  カバノキ
  • 属名  ハンノキ
  • 原産地  本州(岩手県以南)、宮崎県、中国南東部

観賞時期など

  • 花  2~3月
  • 紅葉  ー
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


水湿地を好む落葉高木

サクラバハンノキの葉

 解説

落葉高木で、葉は葉脈が目立ち、サクラの葉に似ていることから名前がつきました。水湿地を好むことから水辺や地下水位の高い場所にやや稀に生えます。花は葉が芽吹く前の早春に細長い雄花穂が垂れ下がって開花し、雌花は小さく目立ちませんが秋に小さな松かさのような果穂となって熟します。

手入れ

個体数の少ない珍しい樹木であり、一般には植栽利用は行いません。水湿地の自然植生の回復などの目的で利用する場合にあっても、苗木の生産はないので、現地で種子を採取してコンテナなどで仕立てた幼樹を用います。管理は行わず、自由に伸ばして野性味のある姿を活かします。