アスコットの樹名札

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マタタビ

Actinidia polygama

  • 別名  ー
  • 分類  落葉つる植物
  • 科名  マタタビ
  • 属名  マタタビ
  • 原産地  日本、朝鮮半島、ウスリー、中国

観賞時期など

  • 花  6~7月
  • 紅葉  11月
  • 実  10~11
  • 香り  花、実

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


猫が大好きな香りを放つ
実は塩漬けや果実酒にも

マタタビの葉

 解説

落葉性のつる性木本で、よく生長して高木を被うように広がることもあります。花は梅の花に似た白い5弁花で、開花時期には葉が白く変わり遠目からでもよく目立ちます。雌雄異株で雌木につく実は辛味と特有の香りがあり、塩漬けや果実酒に利用します。名前は旅人がこの実の香りで回復し、また旅をつづけたことから名づけられたといわれています。『猫にまたたび』という諺があるように、猫はこの木の香りに強く反応し、薬に用います。

手入れ

植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。つる性で生育が旺盛なので、パーゴラやアーチなどに這わせるとよく、伸びすぎるようであれば、落葉期に勢いのよい蔓を短く切り詰め、短枝を出させるようにします。