セキショウ
Acorus gramineus
- 別名  ー
- 分類  常緑多年草
- 科名  ショウブ(サトイモ)
- 属名  ショウブ
- 原産地  日本、台湾、中国、インド
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  全体
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
水辺を彩る定番種
セキショウ
解説
沢筋や渓流などの水辺、岩陰などに自生する常緑多年草で、庭園の滝口や流れ沿いなど水辺の岩組の根締めや護岸、日陰の水湿地の地被などに良く利用します。古くから日陰地の地被類として知られ、輝のある緑葉以外に白や黄色など葉色の変化に富んだ斑入品種や背丈の低い矮性品種などが多く用いられます。葉は濃緑色の細い剣状で、3~5月ごろに尾状の肉穂花序をつけます。 全草に芳香があり、根茎を乾燥させたものが生薬の石菖で、健胃、鎮痛薬に利用します。手入れ
春と秋の彼岸ごろが植栽の適期ですが、高温乾燥の厳しい盛夏や厳冬期を除けば比較的植栽時期は選びません。湿り気の多い肥沃な適湿地であれば日向・日陰は選ばず、乾燥地にも比較的耐えます。株が混んで地上を這う茎が上がって根が露出し、生育が衰えるようであれば、薄く肥土を増し土するか、適宜株分けして植え替えます。また数年に一度程度、葉を元から刈り込むと観賞性が高まります。