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ヤマウコギ

Acanthopanax spinosus

  • 別名  オニウコギ、ウコギ
  • 分類  落葉低木
  • 科名  ウコギ
  • 属名  ウコギ
  • 原産地  日本

観賞時期など

  • 花  5~6月
  • 紅葉  ー
  • 実  7~8月
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


雑木林の林内や原野に生える救荒植物

ヤマウコギ(ウコギ)の葉

 解説

丘陵から山地にかけての雑木林の林内や原野などに生え、葉は5枚の小葉がついた掌状(手のひらの形)の複葉で、枝には鋭い刺があります。雌雄異株で雌木には夏から秋にかけて黒紫色の実が熟します。飢饉のときの救荒植物の一つとして知られ、かつては若い葉をお浸しやウコギ飯にして食べました。

手入れ

かつては救荒植物として庭などに植えましたが、観賞価値も少ないので、現在では一般的には植栽しません。自生地にそのまま残し、自生地の環境が悪化し生育が衰えるようであれば、悪化原因を除去し、良好な自然環境を保持するように管理します。