シキザクラ
Cerasus × subhirtella ‘Semperflorens’ (Prunus × subhirtella ‘Semperflorens’)
- 別名  四季ザクラ、四季桜
- 分類  落葉高木
- 科名  バラ
- 属名  サクラ
- 原産地  園芸種
観賞時期など
- 花  10~12月、4月上旬
- 紅葉  11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
春と秋から初冬、年に二回花を楽しめる
シキザクラの花
解説
マメザクラとエドヒガンの交雑種で、花は秋から初冬の10月ごろから12月までと、春の4月上旬の2度楽しめます。花は薄い淡紅色から白色の一重の小輪で、直径2.5cmほどです。 秋と春の2回花を楽しめることから『二度桜』などと呼ばれることがあり、この性質を持ったサクラとしては他に、ジュウガツザクラやフユザクラ、コブクザクラなど数種のサクラが知られています。(参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけがよく、肥沃な適湿地を選んで植えます。自然な樹形が美しいので剪定は行わないほうがよく、特に太い枝や幹を切ると、そこから腐れが入って樹形悪化や生育不良の原因となるので、極力切らないようにします。病害虫の発生が多いので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。