カワヅザクラ
Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’ (Prunus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’)
- 別名  河津桜
- 分類  落葉高木
- 科名  バラ
- 属名  サクラ
- 原産地  園芸種
観賞時期など
- 花  3月上旬~3月中旬
- 紅葉  10~11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
早咲きで知られる品種
花の色が濃く華やかで、人気があります
河津桜
解説
野生状態で発見された原木が静岡県河津町に移植され、ソメイヨシノなどに比べ早咲きで、花の色が濃く華やかなので人気となり、移植先の河津町の地名を冠して名づけられました。カンヒザクラとオオシマザクラとの間に生まれたものと推定されています。蕾は濃紅紫色ですが開くと淡紅紫色となり、一重の中輪で、直径は3cmくらいです。移植先の河津町では、花が開き始める2月の初めごろから桜まつりが開催され、多くの観光客を集めています。 (参考資料:新日本の桜 山と渓谷社)手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけがよく、肥沃な適湿地を選んで植えます。若木のうちは樹勢が強くやや荒れた樹形ですが、成木になると安定して美しい樹形となります。剪定は行わないほうがよく、特に太い枝や幹を切ると、そこから腐れが入って樹形悪化や生育不良の原因となるので、極力切らないようにします。病害虫の発生が多いので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。