ユキノシタ
Saxifraga stolonifera
- 別名  ミミダレグサ
- 分類  常緑多年草
- 科名  ユキノシタ
- 属名  ユキノシタ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  5~6月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
大の字状の白い花が特徴
ユキノシタの花
解説
地面に貼りつくように広がる腎円形の葉と、5~6月ごろに花開く大の字状の白い花が特徴です。湿った岩や斜面などによく生え、ランナーを出して広がるので群生することが多く、一斉に花茎を伸ばして花をつけたようすは見ごたえがあります。群生する特性を活用して、滝や流れ、池護岸など水辺の岩組に利用することが多く、建物の北側などの湿った場所のグラウンドカバーにも向いています。手入れ
春と秋の彼岸ごろが植栽の適期ですが、厳寒期を除けば比較的自由に植えられます。夏の直射日光と高温乾燥では生育が衰えるので、やや涼しく湿り気が多い水はけのよい肥沃な半日陰地が適地です。4~5年経つと株が混んでくるので適宜株分けします。また、ランナーで先へ先へ伸びていくので元の植え込み地が空いてきたら、表土を入れ替えて補植するとよいでしょう。