アスコットの樹名札

緑の名札屋さん

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ヤブラン

Liriope platyphylla

  • 別名  藪蘭
  • 分類  常緑多年草
  • 科名  キジカクシ (ユリ)
  • 属名  ヤブラン
  • 原産地  日本、台湾、中国、朝鮮半島南部

観賞時期など

  • 花  8~10月
  • 紅葉  ー
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


古くから庭園の下草に用いられてきました

ヤブランの実

 解説

古くから庭園の下草や景石の根じめなどによく用いられてきた常緑の地被植物ですが、近年は公園や緑地などで大面積の利用も多くなっています。7月から10月にかけて花穂を抽出し、淡紫色の小花を密につけ、華やかさはありませんが野生らしい趣があります。

手入れ

一般にはビニールポットで生産されているので、植栽時期は問いません。日陰によく耐え、かなり暗い建物の北側などでも利用可能ですが、雨の当たらない軒下などでは生育は衰えます。葉を美しく保つには、春の芽出し前に古い葉を切除することが肝心です。サビヒョウタンゾウムシの食害を受けると、葉縁がかじられて見苦しくなるので、薬剤で駆除します。