メグスリノキ
Acer nikoence
- 別名  チョウジャノキ
- 分類  落葉高木
- 科名  ムクロジ(カエデ)
- 属名  カエデ
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  5月
- 紅葉  11~12月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
かつては洗眼に用いられた薬木
紅葉も魅力
メグスリノキの紅葉
解説
葉は3出複葉というカエデの仲間では変わった葉形の樹木で、真っ赤に染まった美しい紅葉を暖地でも楽しめることが一番の見どころです。名前のいわれとなった樹皮を煎じて洗眼に用いたことからもわかるように、薬木としても知られ、最近では肝臓薬としても利用しています。比較的大きくなるので、広がりのある公園や緑地、建物周りなどにシンボルツリーとして利用すると効果的です。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。水はけのよい肥沃な適湿地に植えますが、都市の夏の高温乾燥では葉が傷むので、半日陰や空中湿度の高い流れ沿いなどに植えると、美しい紅葉が楽しめます。自然な樹形が美しいので、強剪定は極力避けます。幹への穿孔害虫(テッポウムシなど)の加害が見られるので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。