ハマギク
Nipponanthemum nipponicum
- 別名  ー
- 分類  落葉宿根草
- 科名  キク
- 属名  ハマギク
- 原産地  日本
観賞時期など
- 花  9~11月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
太平洋岸に自生する
日本特産種
ハマギクの花
解説
青森県から茨城県那珂湊までの太平洋岸の海辺に生える野生のキクです。花径は6㎝のもなる白花の大輪で、野生菊としては最も大きいことで知られています。日本の特産種で学名は、『Nipponanthemum nipponicum』で、属名にも種小名にも『Nippon(日本)』がつくのは、鳥のトキと本種のみです。江戸時代初期の文献にも記載があり、古くから栽培されてきました。手入れ
海岸の崖や砂浜などに生えることから、厳しい都市環境にも耐え、乾燥にも強いので、日当たりや水はけのよい乾燥気味の場所に植え、花の楽しめる地被として利用します。4~5年ほど経つと株が古くなって芽出しが悪くなり、生育が衰えることがあるので、その場合は新梢を挿し木して苗を育てて、新しい場所に植えて株を更新するようにします。病害虫は少ないので管理に比較的手間はかかりません。