ハクモクレン
Magnolia heptapeta
- 別名  ハクレン
- 分類  落葉高木
- 科名  モクレン
- 属名  モクレン
- 原産地  中国
観賞時期など
- 花  3~4月
- 紅葉  11月
- 実  ー
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
春の訪れるを告げる白い花
ハクモクレンの花
解説
紫色の花をつけるシモクレン(紫木蓮 モクレン)に対し、白い花をつけることからハクモクレン(白木蓮)の名前があります。葉に先立って白い大きな花を樹冠いっぱいにつけた姿が見所です。桜よりやや早く開花し良く目立ちますが、遅霜など寒さで花が傷みやすいので、寒冷地などでは植栽場所に注意が必要です。シモクレンなどとの間で品種改良がおこなわれ、ニシキモクレンなど多くの園芸品種が作られています。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避け、2月下旬から3月が適期です。なお、成木の植栽は難しく、コンテナ栽培品や畑で栽培された根のしっかりした養生品を利用します。日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。放任しても樹形が整い雄大な樹形になります。茂り過ぎるようであれば、花後に懐枝などの不要な枝を切除して風通しを良くし姿を整えます。病害虫は少なく管理に手間はかかりません。