ネズミモチ
Ligustrum japonicum
- 別名  タマツバキ、テラツバキ
- 分類  常緑高木
- 科名  モクセイ
- 属名  イボタノキ
- 原産地  日本(本州以南)、朝鮮半島、台湾、中国
観賞時期など
- 花  6〜7月
- 紅葉  ー
- 実  10~1月
- 香り  花
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
秋に熟す実は鳥の大好物
ネズミモチの実
解説
常緑で光沢のある厚くやや細長い葉が密につき、萌芽力があり、剪定にも耐え、遮蔽効果が高いので、高さの取れる生垣用樹としてよく用いられます。生垣として刈り込むと花はほとんど咲きませんが、放任するとたくさんの白い小さな花が穂状につき目立ちます。実は秋に黒紫色に熟し、ネズミの糞に似ていて、葉がモチノキの葉に似ていることから名前がつきました。野鳥の食餌木として知られています。手入れ
植栽適期は3~4月や9~10月ごろで、時期を問わず比較的自由に植えられますが、常緑樹で寒さに弱いので冬期の植栽は避けます。日向から半日陰まで生育可能で、水はけのよい、肥沃な適湿地に植えます。生長は比較的速く、枝葉が密に茂るので、茂り過ぎるようであれば、年に1~2回、6~7月と11~12月ごろに刈り込みます。