ドイツトウヒ
Picea abies
- 別名  オウシュウトウヒ、ヨーロッパトウヒ
- 分類  常緑高木
- 科名  マツ
- 属名  トウヒ
- 原産地  ヨーロッパ中~北部
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  ー
- 実  10~12月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
枝先が垂れ下がり独特の形に
ドイツトウヒ樹形
解説
ヨーロッパトウヒとも呼ばれ、ヨーロッパの中・北部に分布することから、冷涼地や寒冷地向きの樹木として知られています。。樹高は適地では50m程度まで生長することから、広い公園や緑地向きで、若木では枝は斜上しますが、老木では垂れ下がります。10~20㎝ほどになる球果は、トウヒ属の中では最も大きくなり、枝先にいくつも垂れ下がってついた姿は独特で、北欧の雰囲気が楽しめます。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。生長が早く水湿地など植栽条件の厳しい環境に利用しますが、苗の生産は少ないので利用にあたっては注意が必要です。一般的にはポットで仕立てた幼樹を水湿地の緑地回復などに用い、管理は行わず、自由に伸ばして野性味のある姿を活かします。